調査員:Shinji
クレジットカード現金化が必要なのは個人だけじゃないよね。
法人だって資金調達でクレジットカード現金化したいときがあるのはわかってるつもり。
今回の記事では法人カードで現金化のメリットとデメリットについて解説したから参考にしてね。
このページでは「法人カードの現金化」について詳しく解説していきます。
解説する内容は主に以下のような項目です。
この記事で分かること
最後まで読み進めていけば万が一の時の助けとなってくれることでしょう。
資金調達として法人カードで現金化のやり方
法人カードを現金化する方法は、個人用のクレジットカードを用いて現金化する方法とそう変わりありません。
とても簡単な方法で現金化することが可能です。
現金化する際に必要となる書類
まず現金化するためには書類が必要となります。
しかし登記謄本など特別な書類は一切必要なく、運転免許証やマイナンバーカードをはじめとした「身分を証明する書類」と、お金を振り込む口座先さえあれば法人カードを現金化することができます。
現金化の手順
法人カードを現金化する際は必ず専門の買い取り業者に依頼するようにしましょう。
現金化の手順に関しては詳しくは各買取業者のホームページなどで確認するのが1番ですが、概ねこれから説明する流れで手続きをおこないます。
まずは現金化をしてもらう買取サイトへインターネットなど所定の方法で申し込みをします。
すると買取業者が申込内容を確認し、問題が無ければ本人確認の書類を提出するよう求められるので身分証明書を提出すると、指定されたサイトで商品を購入するように指示されます。
業者側が商品の購入したことを確認できれば、こちらが指定した口座に現金が振り込まれ現金化完了となります。
法人カードを使った現金化のメリット
法人カードを使っての現金化では主に以下のようなメリットがあります。
どのメリットもこれから先企業を運営し続ける際に有益となるものばかりなので、法人カードの現金化は積極的に行って損はありません。
法人カード専用の特別なプランがある
法人カードで現金化した場合、「起業プラン」「法人プラン」というように、個人向けのクレジットカードとは別のプランが設けられています。
起業プランは個人プラント比べるとだいたい換金率が1%程度高くなっており、お得に現金化することが可能です。
借り入れよりもお得に資金調達できる
企業が運転資金などを調達するもっともメジャーな方法は銀行からの融資ですが、銀行から融資をしてもらうとだいたい年間15%から20%ほどの「金利」が発生します。
銀行側にとってはこの金利分が利益となるので金利が上乗せされるのは仕方ない事ですが、借りる側からすれば元々借りたお金にプラスして金利分も返済せねばならず、大きな負担となります。
しかし法人カードの現金化の場合、初回であれば換金率は95%以上、そして2回目以降でも換金率の高い買取業者だと90%となっており、銀行から融資をしてもらうよりも明らかにお得です。
審査の必要がない
銀行から融資を受ける際の最大の試練となるのが「融資審査」です。
銀行側も返してもらえるアテのない企業にお金を貸しても金利を回収できるどころか、融資したお金すら戻ってこない恐れがあるため、融資審査はかなり厳しくなっています。
また、融資審査は半日や1日で終わるものではなく、長いと1週間以上かかるのですぐにお金が欲しいときはとても間に合いません。
しかし法人カードの現金化ならば審査が一切必要ないですし、早ければその日のうちに現金を受け取ることができます。
信用情報に履歴が残らない
法人カード現金化を利用する際の一番の懸念は「信用情報に履歴が残ってしまうのではないか」という点ではないでしょうか。
融資や借り入れをすると「信用情報」に履歴が残り、返済を滞納したりすると融資が受けられなくなるなど大きなペナルティが発生します。
しかし法人カードの現金化は融資や借り入れではないため、信用情報に履歴が残ることはありません。
法人カード現金化はあくまでも「ショッピング枠」を使って商品を購入しているだけなので、信用情報の対象とはならないのです。
法人カードを使った現金化のデメリットや注意点
法人カードの現金化は多くのメリットがあることは分かってもらえたことでしょう。
ただし、デメリットがないわけではないので、法人カード現金化のデメリットについてはしっかりと把握しておいてください。
支払いは一括払いが基本
法人カードは個人カードとは異なり、支払いは基本的に「一括払い」のみです。
利用する際は一括で返済できる金額かどうか、返済する計画をしっかりと立てることができるかをよく考えてからしましょう。
計画的に利用しなければ更に経営が悪化してしまう
法人カードの現金化によって資金調達をすることは非常に簡単ですが、それはあくまでも一時的なものであり、翌月には前述した通り全額を一括で返済しなければなりません。
何も考えずに利用すると元々苦しかったことに加えて現金化をした分も加わり、経営がさらに悪化してしまうことでしょう。
こうなってしまうと本末転倒です。
売買履歴がないと経費として認められない
企業の出費を大きく抑えることが出来る手段が「経費の計上」で、法人カードを使った買い物はすべて経費として計上することができますが、経費として計上するためには「何に使ったか」が分かる「売買履歴」が必要となります。
法人カードの現金化も例外ではないので、「売買履歴」はしっかりと残しておきましょう。
業者の取引実績は勘必ず確認しよう
法人カードを現金化してくれる業者はたくさんありますが、なかには詐欺まがいの運営をしている業者も数多くいます。
気になる業者を見つけたら、法人カードの取引実績があるかを必ずチェックするようにしてください。
法人プランがある現金化業者
ここではカードを現金化してくれる業者のなかでも特に「法人プラン」がある業者を4つ紹介します。
どの業者を利用するか迷った際はここで紹介した業者に依頼するのがおすすめです。
インパクト
インパクトは最大換金率は97.8%と他の業者と比べると少し低くはなっているものの、1万円~20万円でも換金率が93%となっていて、低額の利用だと他の業者よりも換金率が高くなっています。
さらに、現在初回利用で換金率2%アップというキャンペーンを行っており、キャンペーン期間内だと1万円の利用でも95%という驚きの換金率となります。
キャッシュライン
キャッシュラインは最高換金率98.8%、1万円以上5万円未満でも90%と業界最高クラスの換金率を誇っている買取サイトです。
土日祝日を含む24時間対応であり、最短5分で振込をしてもらえるというスピーディーさが最大の売りとなっています。
どんなときもクレジット
どんなときもクレジットの換金率は最大98%で5万円以上10万円未満でも91%と他の買取業者とほとんどそん色ありません。
なんといっても取引や振込の際の手数料が必要ないというのが大きなメリットです。
VIZAやJCBなど有名どころのカードはすべて対応しているため、現金化できないといったことになる事は非常に少ないでしょう。
スマイルギフト
スマイルギフトは101万円以上の利用だと99%以上という高い換金率が魅力で、30万円以内であっても92%の換金率です。
また、返済はカード会社へ直接返済となるので、一括払いだけではなく「分割払い「リボ払い」が可能な点は特筆すべき点でしょう。
クレジットカード現金化で資金調達に関するよくある質問
法人カード現金化に関してよくある質問と回答をまとめました。
- 法人カードを現金化した事が外部に漏れることがありますか?
- はい、売買履歴等を調べられるとバレる可能性はあります。
- 社員が法人カードを現金化しても大丈夫ですか?
- いいえ、法人カード現金化は経営者のみが可能です。
- どの業者で現金化するのは確実かつ安全ですか?
- 上記で紹介した5つの業者であれば安全かつ確実に現金化可能です。
- 法人カード現金化以外の資金調達方法はありますか?
- 法人カード以外での資金調達方法は「キャッシング」「ビジネスローン」「ファクタリング」の3種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのでよく確認してから利用を検討してください。
クレジットカード現金化で資金調達のまとめ
ここまでクレジットカード現金化による資金調達について詳しく解説しました。
この記事のまとめ
- 身分証明書と口座があれば簡単に現金化できる
- 換金率が高く、審査もないなど法人カード現金化にはメリットがたくさん
- ただし計画的に利用しなければ経営がさらに悪化する恐れも
- 法人プランがある買取業者を選ぶのがおすすめ
融資を断られた方でもできるので、ぜひ1度検討してみてください!