調査員:Shinji
「お店があるから安心」「キレイなHPだから大丈夫」それだけの理由で安心してない?
詐欺業者は僕たちが考えている以上に巧妙な手口を用意してるよ。
今回は実際の詐欺事例を見てみよう。
ちょっとでも似ていると感じたら注意したほうがいいね。
すぐに現金が必要な際、役立つクレジットカード現金化。
手軽に使える一方で、悪徳業者が混じっていたり詐欺事例が多かったりと安全面に不安が残ります。
そこで本記事では、実際に発生したクレジットカード現金化の詐欺事例を7つピックアップ!
対策方法や万が一のトラブルが起きた際の相談先もあわせてご紹介していきます。
悪徳現金化業者による詐欺の手口を知って、安全にクレジットカード現金化を行いましょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「現金が振り込まれなかった」
個人情報入力や電話確認等の手続きを行い、あとは振り込みを待つのみ。
しかし、「どれだけ待っても現金が振り込まれない」これも悪徳業者による詐欺の1つです。
振込確認のメールが届いたにもかかわらず現金が振り込まれていなかったり、現金振込前にサイトが閉鎖されてしまったりなど、巧妙な手口が使われることもあります。
また、現金化のための商品を購入後に業者と連絡が途絶えてしまったという事例も少なくありません。
現金が振り込まれない詐欺を防ぐ対策
「現金が振り込まれなかった」といった口コミ投稿のある悪徳現金化業者は、すぐに利用者が減りサイトを閉鎖することも少なくありません。
つまり、長く営業を続けている老舗のサイトや実績が豊富でリピーターの多い現金化業者には「現金が振り込まれなかった」という口コミがなく、信頼できると言えます。
5年以上運営されているクレジットカードの現金化サイトが、急に閉鎖されることは考えにくいでしょう。
現金が振り込まれない詐欺を防ぐためには口コミや業者の創業年数、実績を確認しておきましょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「振込金額が話と違った」
取引内容とは大きく異なる金額が銀行口座に振り込まれ、大損をしてしまうケースも存在します。
現金振込後に悪徳業者と連絡が取れなくなることもあり、どうすればよいかわからず諦めてしまう方もいます。
全く現金が振り込まれていないわけではないため、警察や国民生活センターにも相談しにくいのもこの手口の特徴です。
全く異なる金額が振り込まれる詐欺を防ぐ対策
振込金額が実際と異なるケースを避けるためには、実店舗で契約し現金を手渡しで受け取る方法が最も安全と言えます。
サイトを利用する場合は、業者の口コミや評判をよく確認することが大切です。
また手続きの前には利用規約を読み込み、少しでも気になることや違和感があれば、手続きの前に解決しておきましょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「個人情報を利用して脅された」
クレジットカード現金化をサイトで行なう際は、名前や住所、電話番号、メールアドレスなどの提供を行うことがほとんどです。
個人情報悪用の手口では、現金化を行ってしばらくしてから脅しの電話やメールが届きます。
脅しの内容は様々で、営業や勧誘の電話がかかってくることも。
また提出した免許証や保険証などのコピーを悪用され、思いもよらない契約を勝手に結ばれてしまうケースもあるようです。
契約によって覚えのない請求をされるケースも存在します。
個人情報の悪用を防ぐ対策
万が一、個人情報が悪用された場合に備えて、手続きの際には固定電話や日常的に利用しているメールアドレスを入力しないことが重要です。
携帯電話ならば個人情報が悪用されたとしても、番号を変更できるため安心です。
メールアドレスも使い捨てできるアドレスを使うのがおすすめ。
また、SMSやメールに不審なメールやURLが届いたとしても絶対にメールやURLを開いてはいけません。
迷惑メールのフィルタリングを行っておけば、不要なメールを受信せずに済むため不安な方は設定しておきましょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「クレジットカード情報を悪用された」
クレジットカード現金化の際はカードの番号だけでなく、セキュリティコードや暗証番号の入力を求められることがあります。
セキュリティコードや暗証番号を悪用されると、身に覚えのない多額な請求が届きます。
多額な請求が発生するのは、悪徳業者があなたのクレジットカードを使って商品やサービスを購入しているためです。
クレジットカードを悪用されれば請求が発生するだけでなく、カードが使えなくなる可能性も出てきます。
クレジットカード情報の悪用防止対策
クレジットカードの悪用を防ぐためには、セキュリティコードや暗証番号の入力を容易に行わないことが対策として挙げられます。
特に暗証番号の入力を求められた際は悪徳業者の可能性が高いため、手続きを中断するのがベスト。
また、情報を抜き取られないためにはSSL暗号化に対応したページでクレジットカード情報の入力を行う必要があります。
SSL暗号化ページ | 暗号化なし | |
---|---|---|
特徴 | 安全性が高い | セキュリティ面に不安あり |
URLの特徴 | https://から始まるURL | http://から始まるURL |
またクレジットカードの情報を入力する前には、必ずサイト内の特定商取引法に基づく表記を確認しておきましょう。
特定商取引法に基づく表記がないサイトは危険性が高いため、避けておくのが無難です。
悪徳現金化業者の詐欺事例「キャンセル料を請求された」
手続き前後に「このサイト・業者は怪しいのではないか?」と違和感を覚え、キャンセルを申し出た際にキャンセル料や違約金を請求されることがあります。
多額のキャンセル料や違約金に戦慄してしまい、おかしいと思っていても取引を継続してしまう方も少なくありません。
特に、もともとキャンセル料を支払うことが前提となる先払い買取業者との取引では注意が必要です。
キャンセル料の請求詐欺を防ぐ対策
「キャンセル料を支払わないと個人情報をばら撒く」といった脅しを避けるためには、手続きを行う前にキャンセル料について確認を行っておくべきです。
問い合わせを行う際は、記録を残しておくためにもメールの使用がおすすめ。
またキャンセルに関するトラブルが過去に起こっていないか、業者の口コミや評判をチェックしておく必要があるでしょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「聞いていない手数料を取られた」
聞いていた金額と異なる額の振込が行われているケースの中には、問い合わせると手数料が引かれている場合があります。
換金率が高くても多額の手数料を取られてしまえば、手元に残る現金はかなり少なくなってしまうでしょう。
手数料詐欺では事前に手数料が発生することを伝えていないことがほとんどで、現金が振り込まれて初めて詐欺に気づくことになります。
手数料詐欺を防ぐ対策
悪徳現金化業者による手数料詐欺もキャンセル料詐欺と同様に、手続きを行う前に手数料について問い合わせを行うことで対策できます。
問い合わせを行った際、曖昧な答えが返ってきたら注意が必要。
口コミや評判もよく調べ、安心して現金化できる業者を探しましょう。
悪徳現金化業者の詐欺事例「表示と異なる換金率であった」
広告での宣伝文句に「換金率95%!」のような高額換金をうたっている業者のフタを開けてみると、実際は宣伝文句よりも換金率が低かったという話はよく耳にするでしょう。
申し込みの段階では換金率が高くても、実際に話を聞くと20%以上換金率が低いケースも存在します。
手続き前に気づくことかできれば詐欺を避けられますが、現金が振り込まれてから気づくケースもあり非常に悪質です。
表示と異なる換金率詐欺を防ぐ対策
95〜100%と高い換金率を宣伝している業者は詐欺を行っていることも多いため利用しないのが無難でしょう。
また換金率が高くても、先述したように手数料によって手元に残る現金が少なくなってしまうこともあります。
換金率を重視するのはもちろん、手続き前に実際にどの程度のお金が振り込まれるのか、差し引かれる費用はあるのかなども問い合わせや利用規約を使って確認しましょう。
もし詐欺被害にあった時の相談先は?
どれだけ気をつけていても、悪徳業者の手口は巧妙であるため詐欺被害にあってしまうことも考えられます。
ここからは、詐欺被害似合ってしまった際の相談先を4つご紹介します。
詐欺被害にあう前に相談先を知っておくことで、トラブルが起きてしまっても冷静な対応が行えるでしょう。
国民生活センター
国民生活センターは、「消費者基本法」に基づいた機関で、国の管理下にありす。
あらゆる消費活動に関する詐欺の解決をサポートしており、クレジットカード現金化での被害にも対応しています。
相談は無料ですが、電話相談が基本となるため通信料が必要です。
電話番号は「03-3446-0999」で、平日のみの対応となっています。
消費者生活センター
消費者生活センターは「消費者安全法」に基づいた機関で、運営は自治体が行っています。
消費者生活センターは相談を行うことで、次にどんな手段を取るべきかの道筋をサポート。
直接近くの消費者生活センターに電話をかけることも可能ですが、電話番号「188」に電話をかけると、近くの相談窓口を紹介しもらえます。
警察・警視庁
クレジットカード現金化に関する詐欺やトラブルの中でも、物品に関するトラブルは警察や警視庁に相談すると良いです。
購入した商品よりも明らかに安価な物品が届いて困っている場合や、購入した商品と全く別の物品が届いた場合などには相談に乗ってもらえることもあるため届け出てみましょう。
しかしトラブルの内容によっては警察が動けないことも多いため、まずは国民生活センターや消費者生活センターに相談するのがおすすめです。
弁護士
弁護士に直接相談する場合は、相談料を考慮する必要があります。
またどの相談先にも言えることですが、必ずトラブルが解決するとは限りません。
そのため弁護士に相談をしようと考えている方は、無料相談を実施する弁護士を探すと良いでしょう。
現金化口コミや2ちゃんねるを使って悪質業者を判別することもできる!
悪質業者の判別には、現金化口コミや2ちゃんねるも使えます。
確かに業者による自作自演などもあり、信頼性は低い情報もありますが、反面教師として活用すれば、手軽に悪質業者の判別に使えるんです。
もし具体性がある投稿なら、本当の利用者の口コミの可能性大。
内容を確認することで、優良店か悪質業者かが判断できます。
でも
- 業者名+高換金率
- 業者名+優良店
など、具体性のない書き込みが多ければ、自作自演の可能性が高いです。
その時は、悪質業者と判断すれば良いだけ。
口コミ内容では無く、自作自演そのものが判別材料になります。
悪質業者は、短期間で儲けることしか考えていません。
そのため、宣伝もかねて2ちゃんねるなどにウソの口コミを書き込んできます。
初めて利用する人はヤラセの口コミを鵜呑みにして悪質業者に騙されることもありますが、自演の可能性を知っていれば、騙される心配はありませんよね。
このように現金化口コミや2ちゃんねるは、使い方次第でとても役立ちます。
特に自演が多ければ、簡単に悪質業者だと判別できるから便利ですよ。
クレジットカード現金化の詐欺に関するよくある質問
ここからは詐欺業者に騙されないために知っておきたい、クレジットカード現金化の詐欺に関するよくある質問を3つご紹介していきます。騙されたくない方や損をしたくない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 現金化も店舗での取引なら安心?
- クレジットカードの現金化も、基本的には店舗で取引をすれば安全です。人気の多い通り沿いにあるお店なら、より安心してクレジットカードの現金化が行えるでしょう。注意したいのは架空の店舗情報がマップにある悪徳業者です。
マップに店舗の情報が登録されていても、実際に店舗がない場合には悪徳業者の可能性が高いため気をつけましょう。 - 良い業者の特徴は?
- 安心してクレジットカードの現金化が行える業者の特徴は2つあります。1つめは公式サイトに換金率が記載されていることです。換金率が高いことをアピールしているにもかかわらず、具体的な数値が書かれていない場合は注意が必要でしょう。2つ目には創業を始めてからの年数が長いことが挙げられます。クレジットカードの現金化を行う業界は競争も激しく、すぐに店舗やサイトが閉鎖してしまうことも珍しくありません。長い期間営業を続けられていることは、リピーターが多いことの証。利用者が多い業者なら、安心してクレジットカードの現金化を行えるでしょう。
- 悪徳業者に騙されやすいのはどんな人?
- 「自分は大丈夫」と思っている人ほど、スキがあり悪徳業者に騙されやすい傾向があります。騙されない自信があるからこそ、相手を警戒せず悪徳業者の手口にはまってしまうのです。また、損をしたくないと強く思っている方も騙されやすいと言えます。損をしたくない故に、目先の宣伝文句に釣られてしまいやすいです。自覚がある方はもちろん、自覚のない方も慎重に行動することが大切ですよ。
クレジットカード現金化詐欺のまとめ
本記事ではクレジットカード現金化の詐欺事例とその対策、詐欺被害にあってしまった際の相談先をご紹介しました。
詐欺にあわないためには、事前にしっかりとクレジットカード現金化業者のリサーチを行うことが大切です。
良いクレジットカード現金化業者の特徴や選び方の重要ポイントは以下の通りです。
現金化業者を選ぶ時のポイント
- ホームページに会社情報や個人情報保護方針が明記されている
- 実績が3年以上あり口コミが充実している
- 換金率が相場の80%〜90%程度
- 連絡先にフリーダイヤルを使用
また、現金化手続きの際にセキュリティコードや暗証番号の入力を求められる場合は注意が必要です。
安全にクレジットカード現金化を行うためには、業者情報の確認が欠かせません。
今回ご紹介した対策法も参考にしながら優良業者を選び、安全にクレジットカード現金化を行いましょう!