クレジットカードは未成年でも申し込み可能?早めに所持しておくメリットや注意点とは

クレジットカード 未成年

ライター:こうじ
「クレジットカードを持ちたいけど、未成年はそもそも申し込みできるのか?」そんな疑問を持つ人も多くいるでしょう。

確かに、クレジットカードを持つ未成年は少なく、特に小中学生はクレジットカードを持っていません。

今回の記事では、未成年がクレジットカードを申し込める年齢条件や未成年が持つことのメリット所有や申込時の注意点などについて紹介します。

クレジットカードが未成年でも作れる理由とは

クレジットカードが未成年でも作れる理由とは
クレジットカードは大人が持つ決済ツールというイメージがあります。
しかし、実際のところはクレジットカードを未成年でも作れることが知られています。
申し込める根拠として、クレジットカードを申し込むカード会社の規約にあります。
規約の中に「未成年が作れない」という記載はなくあくまでも年齢制限(未成年含む)でクレジットカード申込みの有無を決めています。

未成年でもクレジットカードを作れるのだろうか?
成年した大人だけでなく、未成年でも作れるクレジットカードはたくさんあるぞ。
じゃあ、中高生でもクレジットカードを所持できるってことか?
残念だがそれは無理だ。
中高生は申し込むことがそもそもできないんだ。
中学生や高校生はそもそも申し込めないと決めているカード会社が多いんだ。
そして、18歳以上としているから、早くても高校3年生くらいしかその条件にヒットしないんだ。
さらに、18歳でも高校生が作れない理由はそこ(高校生不可)にあるようだな。
そうなると未成年という区切りはあまり意味がないということか?
その通り。
利用者からすれば「成年か、未成年か」で申込基準を区切られているのではなく、各カード会社が独自に決めている年齢によって申し込める人の条件を決めているんだ。
実際、カード会社によって『20歳以上が条件で成年なら作れる』場合と『18歳以上の条件で未成年でも作れる』場合があり、クレジットカードは成年しか作れないという思い込みは一度忘れて、カード会社を個々に年齢条件を調べる必要があるわけだな。

同じ未成年でも作れる年齢がある

(図解)未成年でもクレジットカードを作れる

カード会社によって、未成年でもクレジットカードは作れることはすでに述べましたが、どの年齢でも作れるというわけではありません。
未成年の範囲はとても広く、0~19歳が該当します。
その中には未就学児や小学生もいれば中学生・高校生、大学1~2年制や専門学校生、すでに就業している人や無職もいます。
クレジットカードの場合、高校生以下をクレジットカードの申込み年齢として認めることはまずなく、基本的に学生でいうところの大学生相当の年齢から持てるようになっています。

例えば、18歳以上(高校生不可)のクレジットカード申し込み条件の場合、未成年に該当する年齢として18~19歳の人が申し込めるのです。
ただし、18歳であってもたいていは「高校生は持てない」という条件が付きます。
もし、高校に進学しておらず働いている人は、高校生の人と同じ誕生日で同一の18歳でも高校生でなければ持てるなど、申込みの可否条件が違うのです。

家族カードと自分で持つカードの違い

未成年がクレジットカードを所持する場合の選択肢として、

  • 家族カード
  • 自分で持つカード

の2パターンがあります。
家族カードとは、一般的に親がクレジットカードの契約をして、その責任のもとに家族にもクレジットカードの決済手段を使えるように、家族専用名義のカードを作れるサービスのことです。

家族カードってどんなカードなんだ?
例えば、親が「佐藤太郎」で子どもが「佐藤次郎」の場合、家族カードは「佐藤次郎」の名義で支払いは親の太郎がするカードを作ることができるんだ。
カードの支払責任はすべて親にいき、カードを使った本人に請求がいくことがないという点で、従来の本人が作るクレジットカードとは少し異なるんだ。
もちろん、親の本人が持つクレジットカードそのものは普通のクレジットカードであり、家族カードとして作られる場合だけ、その特徴が少し違うということだ。

成年した人のクレジットカードと同じ

未成年の使うクレジットカードを人々が思い浮かべるとき、成年が使うクレジットカードとはどこか違う印象を持ちます。
ところが、未成年のクレジットカードは、未成年専用にカスタマイズされるのではなく成年した大人が使うクレジットカードと何ら変わりません
確かに学生専用カードや生協カードのように特殊なカードデザインや申込み条件の付くケースも稀にありますが、未成年が作れるほとんどのクレジットカードは、全く同じ通常カードやゴールドカードと呼ばれるクレジットカードなのです。
より正確にいえば、枠が少ないだけの、契約もほぼ同じクレジットカードといえるでしょう。

未成年がクレジットカードを申し込むのに必要な条件

未成年がクレジットカードを申し込むのに必要な条件

未成年でもクレジットカードを申し込む条件は同じなのか?
違う点もいくつかある。
未成年は単純に年齢区分なだけでなく、親権者の同意を必要とすることがあるんだ。
他は同じってことか?
そうだ。
あとはカード会社が定める必要なものや条件の基準をクリアすることさえできれば、未成年でも誰でも作れるんだ。

年齢

未成年がクレジットカードを申し込むには、まず先程述べたように年齢制限をクリアする必要があります。
年齢はカード会社全体で一律に決まっているわけではなく、18歳や20歳以上という形式で個別に決まっています。
中には、20歳の成人年齢でも持てないカードがあるケースや、逆に40歳や50歳以上では持てない特殊な条件のカードもあるなど、カード会社だけでなく、その会社のカード種類によっても年齢条件が異なることがあるのです。

親権者の同意

年齢をクリアしたら、未成年は親権者の同意が必要となります。
この点が成年と未成年の大きな違いです。
成人した大人が同じカード会社のクレジットカードを申し込んだとしても親権者の同意は必要ありません。
しかし、18歳や19歳の未成年がクレジットカードを申し込む場合には通常、親権者の同意が必要となるのです。

どうして親権者の同意は必要なんだ?
民法における成年は20歳と決まっており、未成年者が勝手に行った申し込みや使用行為は後で取り消しができるんだ。
つまり、クレジットカードを勝手に作って大きな買い物をしても親が後で取り消しをできてしまうため、先に申込の時点で同意を得ておく。
こうすることによって、同意を得て未成年がむやみに使うことで生じる損害のリスクを減らすんだ。

身分証

未成年は、申込みに必要な一定の年齢以上であることを示すために、クレジットカードの申込書などと一緒に身分証をコピーした書類やネット環境によるアップロードによって提出する決まりがあります。
つまり、成年していない人でも自分の身分を証明できる公的な身分証明書をあらかじめ取得して、クレジットカード申し込みにそれを提出できるように準備しておくことが不可欠です。

収入証明書

未成年だからといって必ずしも無職で収入が0円ということはなく、アルバイトをしていたり、すでに就業している人もいます。
その場合、収入のない条件でよりも審査の厳しめなカードを作ることができます。
その際に必要なのが収入証明書や源泉徴収などの収入がわかる書類です。
未成年で大して収入が多くない場合は、必須ではなく任意というケースも多いですが、収入条件をクリアして無収入だと落ちてしまうようなカードにも申し込みたい場合には、収入証明書を用意しておくとよいでしょう。

引き落とし口座

クレジットカードは未成年でも全く同じカードが用意されるということは、決済から引き落としまでの仕組みも成年した大人が使うクレジットカードと全く同じということを意味しています。
すなわち、支払いに利用した分の請求額を自分の口座から引き落として支払いするという点も一緒ということです。
クレジットカードの引き落とし口座は、ほとんどの地方・都市銀行や大手銀行に対応しており、よほどのことがなければ手持ちの口座で対応できます。

ネット申し込みでまとめて口座登録する場合はどうなる?
ネット申し込みでネットバンク経由の登録口座申請の場合、カード会社の定めた特定の口座でないと使えないという場合があるんだ。
そのときは指定のネット専用口座が必要となる。
もちろん、ネットを使わず郵送で登録する場合には、口座登録先が制限されることはあまりないぞ。

(図解)未成年者がクレジットカードを申し込むのに必要な条件

未成年がクレジットカードを持つメリット

未成年がクレジットカードを持つメリット

未成年がクレジットカードを所有するメリットって、何かあるのか?
基本的には、成人した大人が持つメリットと同じで買い物のしやすさや特典などが挙げられるな。

(図解)未成年者がクレジットカードを持つメリット

買い物が楽になる

クレジットカードは成年した大人同様に、未成年が持ったとしてもそのメリットは同じか、それ以上です。
その一つが、買い物を便利で楽ちんにすることです。
クレジットカードはキャッシュレス決済の代表格として知られており、汎用性が高い決済手段です。
国内で知名度の高い国際ブランドであれば多くのコンビニやスーパー、通販などで利用が可能となり、電子マネーや専用のポイントカードのように店ごとに使い分ける必要もありません。
最近はネットを使用したスマホ決済も広まっていますが、クレジットカードによって、スマホ決済をさらに便利にできるなど、総じて買い物を楽にしてくれるでしょう。

クレジットヒストリー(クレヒス)を得られる

長くクレジットカードを適切に使用すると「クレジットヒストリー」をその年数だけ信頼という形で残すことができます。
通常、成年してしばらくしてからクレジットカードを初めて使い始める大人も多く、その場合にクレジットヒストリーが足りず、ランクが上のカードをすぐには申し込めないという事態が起こりえるのです。

クレジットヒストリーで信頼があるとどんなメリットがあるんだ?
例えば、プラチナカードの中には、通常の申込方法が存在せず、クレジットヒストリーを積み上げた後にカード会社の方からランクアップの機会として勧誘が来ることがあるんだ。
他にも、いきなりゴールドやプラチナ、その上のランクを申し込んでも審査で落とされるというケースもあり、クレジットヒストリーはクレジットカードを持つうえでの重要な側面があるわけだな。
未成年のときから長く信頼を積み重ねることで、20代で早々にランクの高いカードを持てる可能性が高まるんだ。

特典やポイントを使える

クレジットカードにはさまざまな特典があります。

  • ポイント制度
  • 入会特典

などを用意しています。
未成年の場合は、そこまで特典やポイントを使う範囲は広くないですが、エンタメや趣味にかける費用をポイントや特典などで補うことができるというメリットが存在します。

カードによっては

  • ポイントを利用した支払いの補填
  • ギフトカードの獲得

によって欲しいものを得られる機会を増やせるのです。

クレジットカードを未成年が持つときの注意点

クレジットカードを未成年が持つときの注意点

未成年がクレジットカードを所持する注意点って何があるんだ?
そうだな。
特に、リボ払いを避けて、申込時にできるだけ1社に絞り込んで、間違った情報を入力しないことが大切だ。

リボ払いを選ばない

未成年がクレジットカードを持つ場合に気をつけたいのが、支払い方法です。
一括払いや分割払いは選んでも良いですが、リボ払いだけは選んではいけません
リボ(リボルビング方式)払いは計算が複雑であり、余計な利子の支払いでいつの間にか損していることがあります。
これではクレジットカードを使ってもデメリットが目立ってしまうでしょう。

なんとなく利子の支払いで切羽詰まるイメージがあるのがリボだけど、具体的にどのくらいの損があるんだ?
利息にもるが、50万円の支払い残高を抱えたままリボで月に1万円ずつ返済するようにしていると、月に5,000円以上の手数料(利息)が追加で請求される場合もあるな。
つまり、毎月1万円支払いが1.5万円近い支払いになるというわけだ。
普通に1万円支払いを続けるのと5,000円上乗せして支払うのでは大きな違いだろう。
しかし、支払額が減るため、リボに頼り続けていると返済総額が非常に大きくなってしまうんだ。

1社に絞って申し込む

クレジットカードは、審査に通るために複数の会社に申し込む人が稀にいます。
しかし、審査があるからといって同時に申し込むことはNGです。
なぜなら、金融機関は申し込みの情報を共有できるように、情報を申請して取得することができます。
たくさんの会社に申し込んでそれがカード会社にバレた場合、申込みを拒否されることがあるのです。
本来なら通っていたはずの審査に落ちるのでは本末転倒でしょう。

間違った情報を記入しない

クレジットカードは申込時に名義が決定し、請求先の住所や電話番号もカード会社に登録されます。
しかし、間違った情報が記入されていると、本人確認書類と情報が一致せずに審査に通らなかったり、後で何かしらのトラブルが起こります。

間違った情報のトラブルってのは何がある?
具体的には、個人情報が本人とは微妙に違うのに登録されてしまった場合、後でその本人だと証明することが難しくなり、設定の変更や情報の更新がすぐにできなくなってしまうことだ。
申し込み前や申込み直後、その後郵送される情報などをきちんと確認し、自分の情報が正しく登録されていることを確認するのが大事だな。

未成年でもクレジットカードを作っておけば安心

今回は未成年がクレジットカードを作れる理由やメリット、注意点について紹介しました。
未成年は、成年した大人と同じクレジットカードを作ることができ、年齢やさまざまな条件をクリアしていれば問題なく作れるのです。
ただし、20歳以上を条件にしているクレジットカードやゴールド、プラチナなどのランクは未成年だと作るのが難しいため、通常カードをまずは作ってクレジットヒストリーを積み上げるところから始めましょう。