ファクタリングは怪しい?ネガティブなイメージは違法な業者の存在が原因!

ファクタリング 違法

ライター:のぼる

保有債権の処分で資金調達するファクタリングは、総資産増加でバランスシートを荒らしてしまう融資より効率的な資金繰りが行える資金調達手段として急速に普及しています。

しかしファクタリングに対して「怪しい取引なのでは?」「違法な取引に巻き込まれるのでは?」などのネガティブなイメージが存在しているのも事実だと言えます。

これは債権取引の仕組みや関係法令を利用し、ファクタリングを装って違法な融資を行う業者の存在が原因で、正式なファクタリングは怪しい取引でも違法な取引でもありません

今回の記事は、「ファクタリングとは?」や「悪徳業者の実態」などを紹介していきます。

トラブルに巻き込まれてしまう可能性はゼロではないので、この記事を読んでなるべくリスクを減らす行動を取るようにしましょう!

ファクタリングは違法ではない!政府推奨の魅力的資金調達手段がファクタリング

ファクタリングは違法ではない!政府推奨の魅力的資金調達手段がファクタリング
保有する売掛債権を譲渡・売却し現金に置き換えるファクタリングは理想的な資金調達手段だと言えますが、債権取引が怪しい違法な取引と捉えられるケースも存在します。

しかしファクタリングは中小規模企業の倒産を防止できる効果的な資金調達手段として、政府が推奨する程の理想的な資金調達手段で怪しい違法な取引は誤ったイメージです。

知り合いの会社経営者が「資金繰りが苦しい」ってこぼしてたから、ファクタリングを薦めたら「なんでそんな怪しい取引薦めるんだ!」って怒られてショックだったよ。
まぁ急速に普及していると言っても新しい資金調達手段だからな。ファクタリングの仕組みやメリットが十分周知されていないのも事実だからしょうがないことだと思うよ。
だけど良かれと思って薦めてるのに、まるで俺が騙してるかのように捉えられたのは心外だよな。一般的にファクタリングのイメージはそんなに良くないものなのか?
まぁ、マスコミが「ファクタリング業者逮捕!」や「違法ファクタリング摘発!」って報じるから、ファクタリングの仕組みを知らないと怪しい違法な取引って思うんじゃない?
それはファクタリングを装う悪質な業者が違法な融資をしていたって事件なのに、ファクタリングにネガティブなイメージが定着しすぎると経済活性化が難しくなりそうだよな。
そう、政府もファクタリングに対する間違ったイメージが定着することを懸念して、レポートのなかで「売掛債権の利用促進は国の施策」とふれているくらいだからな。

怪しい違法な取引ではない!ファクタリングは経済産業省が推奨する資金調達手段

現在国内には中小企業が保有するものだけでも、国家予算に匹敵する約76兆円もの売掛債権が存在し、その大部分が活用されないまま眠っていると言われています。

経済産業省中小企業庁は「売掛債権の利用促進について」と言うレポートのなかで、売掛債権の利用促進は国の施策と明言し、債権譲渡禁止特約の解除で普及を後押ししています。

政府がファクタリングでの資金調達を推奨する理由として、不動産価格の下落や貸し渋りと呼ばれる金融機関の審査対応の問題が大きく影響していると考えられます。

不動産は融資での資金調達の際に担保として活用されますが、現在国内の不動産価格は下落傾向なので以前のように優良な担保として捉えられなくなっています。

優良な担保が設定できなければ融資を敬遠する金融機関が増え、貸し渋りや貸しはがしと呼ばれる審査対応の問題が各地で発生しています。

売掛債権には未回収リスクが存在しますが、債権額が変動することがないので国内で保有され活用されていない売掛債権を市場に引き込むことで経済活動の活性化が見込めます

このような背景から政府は国家予算に匹敵する巨額の売掛債権を市場に還流できるファクタリングを推奨し、売掛債権の利用促進は国の施策と明言することで後押ししています。

債権譲渡禁止特約の解除でファクタリング普及が加速する

債権取引は民法で定める債権譲渡や資産売却なので違法な取引ではありませんが、売掛金を支払う債務者のなかには自社債権が取引されるのを嫌う傾向があるのも事実です。

従来は取引契約のなかに「債権譲渡禁止特約」を盛り込むことで、売掛金を回収する債権者の債権譲渡を禁止できたので資金調達に利用できない売掛債権が存在しました。

ファクタリング先進国のアメリカでは約15%の売掛債権が有効活用されているのに対し、国内の活用率は約1.7%に留まっているのが実状です。

しかし民法改正で2020年4月に債権譲渡禁止特約が解除され、売掛債権での資金調達の障壁が取り払われたので、ファクタリングの普及が加速するのではないかと考えられます

ファクタリングでの資金還流を後押しするため民法改正が行われたことからも、ファクタリングが怪しい違法な取引ではないことが伺えるのではないでしょうか?

政府が推奨する資金調達手段のファクタリングとは?

政府が推奨する資金調達手段のファクタリングとは?
掛売で取引すると売掛金を回収する権利である売掛債権が発生し、この債権は売掛金を回収する会社の資産となりますが、支払い期日までは事業資金に転換することができません。

債権を譲渡・売却し支払い期日の前に現金化するのがファクタリングで、国内の全売掛債権が現金化された場合、約76兆円もの休眠資金が市場に還流されることになります

そうだろ!ファクタリングは政府が推奨するほどの資金調達手段なんだから、絶対に怪しい違法な取引じゃないんだよ!俺を疑った知り合いにこの話を聞かせてやらなきゃ!
まぁ、落ち着け。頭からファクタリングが怪しい違法取引だと決めつけている人を納得させるのには、もう少しファクタリングの仕組みを正確に掴んでおかないと説得力ないぞ。
あっそれもそうだよな。どんなに魅力的な資金調達手段ですよって言っても、はなから怪しい違法な取引だって決めつけてる人間には響かないよな。そりゃそうだ、納得。
こらこら、納得するな。ファクタリングについて少しは造詣が深くなってきていると思ってたけど、そんなことなさそうな言いぐさだな。説得なんが無理なの?マジで?
えーっと、右から左へ受け流すのが僕のスタイルなんで、意外と含蓄が溜まっていないと言うか、口下手だから人を説得するとかは僕には若干向かないような気もするんだよねぇ。
しょうがないな。君の友達の資金繰りの助けになることは間違いないんだから、きちんと説得できるようにファクタリングの仕組みを確認しとくか。これで含蓄貯めてくれよ。

流動性の低い厄介な資産処分で資金繰りできるのがファクタリング

売掛債権は資産ですが、あくまで売掛金を回収する権利なので実際に回収するまでは事業資金に転換することができない流動性の低い厄介な資産です。

民法では債権譲渡や資産売却が認められているので、保有する売掛債権は第三者に譲渡・売却することは可能で、ファクタリングは業者に債権譲渡する資金調達手段です。

融資ではないので次に挙げる特徴がファクタリングには存在します。

ファクタリングの特徴
  1. 貸金業者以外でも取り扱える
  2. 貸金業法・出資法・利息制限法の規制を受けない
  3. 無担保・無保証人・無金利・無返済で利用できる
  4. 一般的に償還請求権なしのノンリコースで取引する

貸金業者以外でも取り扱える

融資は金融庁から貸金業者の認可を受けた金融機関しか取り扱えませんが、ファクタリングは民法で定める債権取引なので貸金業者以外でも取り扱えるのが特徴です。

貸金業者以外でも取り扱えるのでファクタリングの取扱業者への参入は難しくなく、多くの業者がファタクタリングでの資金調達に対応しています。

しかし参入障壁が低いことで悪質な業者が紛れ込みやすいのも事実で、後述するファクタリングの怪しい違法な取引というネガティブなイメージが広がる原因となっています。

貸金業法・出資法・利息制限法の規制を受けない

貸金業法・出資法・利息制限法の規制を受けない
融資は貸金業法・出資法・利息制限法の規制を受けるので、融資限度額や上限金利などが厳しく制限されますが、融資ではないファクタリングはこれらの法令の規制対象外です。

ファクタリングは金利ではなく手数料で業者が利益を得る仕組みで、出資法・利息制限法が規制する15~20%の法定上限金利が適用されないので手数料額設定は業者の自由です。

手数料は掛け目率で表され取引方法で異なるものの70~99%が一般的で、諸経費を差し引いた実質換金率の目安は低くても65~70%程度になります。

ファクタリングが融資を規制する各法令の対象外になることも、残念ながら後述するファクタリングの怪しい違法な取引というネガティブなイメージの原因に繋がっています。

無担保・無保証人・無金利・無返済で利用できる

通常融資の際には以下の設定が求められ担保の資産価値や社会的信用が審査通過に大きく影響します。

通常融資の際に求められるもの
  • 不動産などの物的担保
  • 保証人・連帯保証人の人的担保

不動産不況が金融機関の融資を鈍らせていますが、債権取引のファクタリングは借入ではないので無担保・無保証人・無金利・無返済で利用できます。

譲渡・売却できる売掛債権があれば担保となる不動産がなくても資金繰りできますし、無返済なので業績が振るわない利用者でも売掛金を支払う会社の信用で債権取引できます。

一般的に償還請求権なしのノンリコースで取引する

保有する無形資産を取引する資金調達手段として従来から利用されてきたのが手形割引ですが、手形割引は譲渡した手形が不渡りになると譲渡者が買い戻す必要があります。

売掛債権にも債務者の倒産などの未回収リスクがありますが、通常ファクタリングは譲渡債権が回収不能になっても買い戻さない償還請求権なしのノンリコースで取引します

ファクタリングに怪しい違法な取引のイメージを付ける業者は、償還請求権ありのウィズリコースでの契約が多い傾向にあることなどは次項で紹介します。

怪しい違法な取引を行う悪質な業者はなぜファクタリングに目を付ける?

怪しい違法な取引を行う悪質な業者はなぜファクタリングに目を付ける?
政府が推奨するファクタリングは違法でもなく怪しい取引でもありませんが、「怪しい違法な取引」というネガティブなイメージは現実に存在します。

ファクタリングのマイナスイメージは悪質な業者の存在が原因ですが、なぜ悪質な業者はファクタリングに目を付け正式なファクタリングを装うのかを検証していきます。

なるほどな、ファクタリングの仕組みをしっかり掴めた気がするわ。これで説得力のある説明ができると思うから、早速知り合いを説得しに行ってくるわ。
まて、まて。ここまでの知識じゃまだ生半可だから説得するのは難しいと思うぞ。知り合いの持つ「ファクタリングは怪しい違法な取引」のイメージを払拭しないと意味がないだろ。
んっ?確かにネガティブなイメージを払拭できないんじゃ意味がないな。でもファクタリングが政府推奨の資金調達方法で仕組みを説明できれば何とかならないのかね?
甘ーい!人の持ってるイメージを払拭させるのは大変だからな。なぜファクタリングに対して「怪しい違法な取引」っていう誤ったイメージが持たれているかを究明すべきだろ。
確かに、今持っているイメージが誰によって、どうして作り上げられてきたのかを掴んでおかないと誤ったイメージを突き崩すことは難しいのか。で、どうすりゃいいの?
なぜ怪しい違法な取引を行う悪質な業者がファクタリングに目を付けたのかや悪質な業者がファクタリングを装ってどんな取引を持ちかけるのかを検証しておこう。

ファクタリングが怪しい違法な取引を行う悪質な業者に目を付けられる原因とは?

ファクタリングに対する怪しい違法な取引という誤ったイメージは、正式なファクタリングではない違法な取引を持ちかける悪質な業者を利用した被害者から広がりました。

ファクタリングが悪質な業者に目を付けられるのには、残念ながらファクタリングの仕組みに原因があるのも事実で、この仕組みを悪用してファクタリングが装われています。

ファクタリングの取り扱いに貸金業者の認可が必要ないのが、悪質な業者に目を付けられる最大の原因だと言われていて、参入障壁が低いことで悪質な業者が流れ込みます。

また貸金業法・出資法・利息制限法の規制対象外な点も悪質な業者に取っては好都合で、一般的な手数料を遥かに超える高額な手数料を請求される被害が発生しています。

悪質な業者に騙される被害の発生原因は、ファクタリングの仕組みが広く知られていないことだと考えられるので、被害予防はファクタリングの仕組みを知ることだと言えます。

悪質な業者がファクタリングを装って持ちかける怪しい違法な取引とは?

悪質な業者がファクタリングを装って持ちかける怪しい違法な取引とは?
正式なファクタリングは保有する売掛債権を譲渡・売却する債権取引で、融資ではないので無担保・無保証人・無金利・無返済で利用できるのは既にふれたとおりです。

しかし悪質な業者の多くはファクタリングを装い違法な融資を持ちかけるケースが多い傾向にあり、無認可での融資で貸金業法違反で摘発された業者も存在します。

これは売掛債権を担保に融資を行う債権担保融資が存在し、売掛債権を利用した資金調達手段として活用されているので混同されやすい点が悪用されていると考えられます。

また回収業務委託契約を結び利用者が売掛金を回収し業者に支払う二社間取引では、利用者に「利息を支払えば回収資金を分割できる」と持ち掛けるケースもあります。

資金繰りに苦しむ利用者心理に付け込み間接的に融資を行うことになりますが、利息が発生した時点で貸金業法違反になる違法な取引になります。

融資を規制する法令の規制対象外であることを利用し法外な手数料を取り、さらに利息を取って違法な貸付を行うことで悪質な業者は利用者から徹底的な搾取を行います。

効率的で理想的な資金調達手段と言われるファクタリングのつもりが、悪質な業者に引っかかった利用者が怪しい違法な取引だと感じるのは仕方のないことだと言えます。

事実摘発された全ての業者がヤミ金との繋がりを疑われていて、ファクタリングの仕組みに目を付けたヤミ金業者が参入しファクタリングを装って暗躍しているのも事実です。

正式なファクタリングは悪質な業者が行う怪しい違法な取引とは全く異なる

ファクタリングを装った怪しい違法な取引を行う悪質な業者が持ち帰る取引は全て違法な取引で、うっかり引っかかると資金調達どころか金銭トラブルに巻き込まれます。

正式なファクタリング業者を利用すれば資産のオフバランス化とキャッシュフロー健全化を推し進められる資金繰りが行えますので、業者の見極めは慎重に行うべきでしょう。

国内には正式なファクタリング業者の業界団体である「日本ファクタリング協会」が存在し、多くの業者が加盟していますので加盟の有無なども業者選定の参考になるでしょう。

うっかり悪質な業者を利用し怪しい違法な取引に巻き込まれた場合は?

うっかり悪質な業者を利用し怪しい違法な取引に巻き込まれた場合は?
悪質な業者は一般的な掛け目率よりお得な掛け目率を餌に利用者を呼び寄せ、巧みに言いくるめながら怪しい違法な取引を持ちかけますので見極めが難しいのも事実です。

うっかり悪質な業者に引っかかり利用した取引が、実は怪しい違法な取引であることが判っても利用者が頭を抱えるだけのケースが珍しくありませんが対処法は存在します。

そうか、悪質な業者の正体はヤミ金だったりするのか。そりゃ怪しい違法な取引のイメージが付くのも仕方ないよな。
そうだよ、理想的な資金繰りどころか金銭トラブルに巻き込まれるんだから利用者に取っては迷惑千万な話だろう。
だけどうっかり引っかかって利用してしまうと泣き寝入りするしかないの?
そうだな、悪質な業者の多くは拠点を転々としながら利用者を騙しているからな。
うわっ!やっぱり泣き寝入りするしかないのかよ最悪だな。
いや、弁護士に介入してもらって解決したケースもあるから心配するな。

悪質な業者の怪しい違法な取引トラブルの解決は弁護士に依頼するのが効果的

ファクタリングを装い違法な取引を持ちかける怪しい業者は利用を避けるべきですが、うっかり利用しトラブルに巻き込まれた場合でも解決は不可能ではありません。

しかし法的知識がないと解決することが困難なので弁護士に介入してもらうのが効果的です。

弁護士に依頼すると弁護士が交渉窓口になり、業者からの執拗な取り立てや連絡を法的に停止させることが可能なので、心理的負担が大きく軽減できます。

また、手数料が法外場合や給与ファクタリングは貸金業と判断することができ、過払金還元請求で払い過ぎた手数料を取り戻せる可能性もあります

費用が気になって弁護士への依頼を躊躇するケースもありますが、3ヶ月の任意交渉対応でトラブルへの介入を依頼しても費用目安は業者1社に付き10万円になっています。

但し業者に出向いての交渉や法務局に出向いて手続きすると、別途1時間あたり3万円の出張日当が発生しますが、早期解決を望む場合は弁護士に依頼するのが効果的です。

怪しい違法な取引を行う悪質な業者は利用しないのが最良の方法

怪しい違法な取引を行う悪質な業者は利用しないのが最良の方法
悪質な業者に引っかかると効率的な資金繰りどころか金銭トラブルに巻き込まれ、時間的にも金銭的にも大きな損害を被りかねませんので、利用しないのが最良の方法です。

利用者が正確なファクタリングの知識を身に付けることが最強の自衛手段となると言えるので、ファクタリングの情報収集は欠かせないと言えるでしょう。

現在多くの情報ポータルでファクタリング情報が提供されていますが、玉石混交の状態になると言わざるを得ないもの事実ですので情報ソースが重要になります。

ファクタリングは怪しい違法な取引ではない!

  • 政府が推奨する資金調達手段
  • 債権譲渡禁止特約の解除で普及が加速が期待
  • 正式なファクタリング業者の業界団体である「日本ファクタリング協会」が存在
  • 怪しい違法な取引トラブルの解決は弁護士に依頼するのが効果的

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債権取引で売掛債権を現金に置き換えるファクタリングも現金化の1つと捉え、徹底的な取材で正確な最新情報を提供していますので資金繰りの際にはフル活用してください。